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2021.12.03
トラックってどれだけの雪を積めるの?素朴なギモンにお答え|旭川の除雪業者トランスター

旭川の除雪業者トランスターです。
雪が降り積もるシーズンが進むと、除雪した雪を堆積する場所がだんだんとなくなってくることがあります。最高気温がずっとマイナスとなる真冬では、当然雪はとけませんので、そこにどんどんたまってしまうことになりますが、物理的限界を超えてしまった場合には排雪をせざるを得ません。
当然、トラックと重機で運び出すことになるのですが、さて、どのくらいの雪が1台にトラックに積むことができるのか今ひとつピンとこない場合も多いかと思います。ですので、ちょっと画像にしてみました。
トランスターで保有しているダンプカーは2種類。大型の11トンダンプと、中型に区分される4トンダンプです。
大型の荷台は長さ5.3m×幅2.2m×高さ1.3mほど。約15㎥(立方メートル)の雪を積み込むことが可能。中型の荷台は長さ3.2m×幅2.0m×高さ1.3mほど。約8.3㎥(立方メートル)の雪を積み込むことが可能です。
上の画像にもあるように、弊社保有のダンプカーは、荷台に挿し枠を付けた北海道特有の排雪仕様となっています。これは、北海道トラック協会と行政・道路管理者との協議の上、刺し枠の高さは大型車の場合左60cm、右80cmと決まっているもので、当然それに準拠した仕様で営業しています。
でも数字で15㎥の雪といってもよくわかりませんよね。ですのでまたまた図にしてみました。
身長170㎝の人が横に立ったイメージをつけてみました。どうでしょう。意外と積めないと感じるか、結構積めると感じるかは人それぞれですのでみなさんのご判断にお任せいたします。
さて、ここで気になるのがその重さです。
雪は水でできていますね。もし水をそのまま15㎥積んだら15トン(水の比重は1.0)となり積載オーバーになってしまいそうですが、圧雪された雪でも比重は0.5程度。つまり水の半分の重さしかありません。
溶けたり凍ったりを繰り返し氷が混じったような状態でも約0.7です。実際に重機で積み込む時にほぐれてさらに比重は落ちるので、堆積された雪を15㎥ほど積んでも7〜8トン程度となります。1番上の写真のように積んでも積載オーバーにはなりませんのでこちらもご安心下さい。
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