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2021.12.10

違法改造?過積載?排雪用ダンプカーの側板(刺し枠)のこと|旭川の除雪業者トランスター

旭川の除雪業者トランスター

旭川の除雪業者トランスターです。

北海道にお住まいでしたら、冬の国道などの除雪の光景をよく目にすることかと思います。

道路の脇に高く積まれた雪山を、ロータリー除雪車が連なったダンプカーと連携して排雪していく様子は、夜などに車で走行することがあれば日常的なことです。

先日も少しお話をしましたが、排雪に使用するダンプカーは、荷台に「側板(刺し枠)」を取り付けた除雪仕様車です。これは、北海道特有の積雪・寒冷地の事情として時期的なものであり、過積載運行となる恐れの類いではなく、雪がこぼれることの防止・飛散防止装置として昭和48年から取り扱われているのです。

もちろん、行政や警察ときちんと協力・連携されており、北海道運輸局、北海道警察本部、発注者(主に市町村など)と連携した上で、排雪以外での側板利用等の違反行為の排除にも努めるようにしています。

旭川 除雪仕様車 ダンプ 側板 刺し枠の写真

側板(刺し枠)の寸法については、北海道運輸局及び各道路管理者(北海道開発局、北海道、札幌市など)との協議により現在は「側板寸法:右 80cm、左 60cm」となっていて、排雪に関わるダンプカーに関しては一律この寸法を守っています。もちろん、トランスターのトラックもこれに準拠しています。

左側が低いのは、ロータリー除雪車で積み込む際に支障がないように、ですね。これであれば、雪を満タンに積み込んでも過積載になることはありません。逆に、この側板(刺し枠)がないと、1/3(2〜3トン)しか雪を積めず、非効率でお金も時間もかかってしまいます。

さて、いつ急な雪になるとも限りません。
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